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ロゴマーク制作|関町病院 様|東京都練馬区|制作ストーリー

古く江戸時代の『新編武蔵風土記稿』という書物に関町(当時は関村)の地名の起こりが書かれているほど、この関町の歴史は古く、また、その町において昭和40年に開設された関町病院様もまた60年近く地域の方々の健康を見守ってこられた歴史があります。

国内外の学会や研究会への参加も積極的に行っているこちらの病院は、関町という名にちなんで “ GATE TOWN HOSPITAL “ という英語名称もお持ちです。

今回は、大規模な院内改装に合わせてロゴマークも制作することになりご依頼をいただきました。

「関」すなわち「ゲート」をモチーフにして7案をご提案しました。近未来的なもの、グローバルを意識したもの、構造的なデザインなどありましたが、ご検討の末、こちらの案に決定しました。こちらの病院を訪れた患者様が再び健康を取り戻し、日常生活に戻ってその先の未来に続いていくという願いが込められています。

今回は、まずモノクロでロゴが決定した後で、色を決めるという流れて進めました。医療系のデザインはブルー系をメインカラーにすることがよくありますが、中でも整形外科は人体の骨、筋、筋肉など構造的な部位の診療に関わるせいか、男性的で堅牢な濃紺を使うことが多くなります。たまには斬新に違う色のアプローチで…!とイレギュラーなカラーリングを試みることもありますが、結局濃紺がビシッと決まる結果がほとんどです。

関町病院様のロゴマークも濃紺系で何色かご提案をしました。一口に濃紺と言っても、マリンブルー系の鮮やかな濃紺もあれば、少し黄色みを含んだ落ち着きのある濃紺もあります。今回のご提案では、和のテイストも感じさせるような渋みのある濃紺に決まりました。地名や病院の歴史を紐解くと、落ち着きと重厚感のあるこの紺色がぴったりくるなと思います。このロゴマークが地域に馴染み、これからも続く病院の未来に貢献させていただけますように。

【こちらの医院様の制作物一覧】 ロゴマーク・屋上看板・入口風除湿サイン・駐車場看板

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